【GⅠ特集】 フェブラリーステークス 2020
こちらはフェブラリーステークスの特集ページです。
今年は大混戦となりそうなメンバー構成です。しかし、混戦は今に始まったわけではありません。
この1年の中央のダート重賞では1番人気がほとんど負けています。ダート路線はずっと荒れたレースが続いていたというのがこの1年の傾向でもあります。
昨年の当レースをインティが1番人気で制して以降、その次に行われた平安Sから直近で行わた根岸Sまでのダート14戦において1番人気はわずか1勝しかしていません。
一般的にJRAのレースでは1番人気の勝率が3割と言われているのですが、ダート路線の1年間における成績は1割に満たない7%という低調さです。
馬券対象に幅を拡げても2着3回3着1回と人気通りに走っているとは言えず、馬券実績は5度に過ぎません。
その影響なのか、荒れた結果になることもしばしばでして14レース中の6レースに8頭の2桁人気馬が激走しています。
このようにダート路線は基本的に荒れる傾向のまま推移してきたのです。
例外的に人気に応えた馬は大体がトップクラスの馬だったのですが、それらは今回出走してきません。
これではこの潮流通りの荒れるレースとなってしまうのではないかと私は戦々恐々としているのです。
なので今回は人気におもねらない検討が必要になってくると思われます。
能力的に抜けているような存在は少なく、各馬間にそれほど大きな差がありません。枠の並びや展開でどの馬にもチャンスは巡ってくるのではないでしょうか?
そこで展開面から検証をスタートさせていき、その上で各馬の適正・個性を再認識していきます。それと同時に各陣営の戦略や近況を確認していくことに致します。
なのでグループ分けは脚質によるものとして、下記のように分類します。
①前方の馬(逃先)、②中段の馬(差)、③後方の馬(追)
これらのカテゴリーのフェブラリーSにおける特徴や傾向を合わせて探り、各馬へ短評を入れていくように致します。
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