【GⅠ特集】 桜花賞特集 2020
こちらは桜花賞の特集ページです。
今年は粒ぞろいな桜花賞となりそうです。
阪神JF・チューリップ賞の上位を独占したマルターズディオサ・クラヴァシュドール・レシステンシアの3頭。そして阪神JFから直行してくるリアアメリア。
桜花賞の主要ローテ以外から桜花賞にやってきたシンザン記念勝ちのサンクテュエール、クイーンCの1・2着ミヤマザクラ・マジックキャッスル。
重賞初挑戦ながら2戦2勝のデアリングタクトも侮れません。
5強、6強と強い馬が何頭いるか分からないのが今年の桜花賞の特徴と言っていいかもしれません。
各馬が高いレベルで拮抗しておりどの馬にもチャンスがあるように思います。
また、有力馬はどの馬も順調にこのレースを迎えており、レースは大混戦になりそうな案配です。
データ的な観点から言えば、桜花賞はどの角度から検証したところでチューリップ賞組みが優勢と言う答えしか出て来ません。
データを重視して例年通りチューリップ賞組を上位にとるか、未対戦の馬から未知の可能性に賭けるかがまずは分かれ道の様な気が致します。
2・3歳戦はレース回顧を交えて各ステップレースを検証するようにしてきましたが、今回はそれでは追いつかないかもしれません。
レース回顧は既に投稿したものを流用することにして各馬の検証を中心にやっていくことに致します。
対戦していないメンバーが複数いるので能力比較は難しいですから、まずは各馬の性能や近況を出来るだけ確認してその適性を把握する必要があります。
チューリップ賞組優位のデータに立ち戻るのはそれからでいいでしょう。
また、桜花賞はペースもバラエティーに富んでいて、その年々で流れ方がまちまちです。
スローになりやすいとか、ハイペースで流れやすいなどの極端な傾向もなく、マイルドな流れになることも多々あります。
この10年ではスロー3回(10・15・19年)、ミドル4回(11・12・16・18年)、ハイ3回(13・14・17年)とそれぞれほぼ平均的な回数が記録されています。
展開によってパフォーマンスが上がる馬とそうでない馬はいるものですから、展開想定も同様に重要になってくるでしょう。
そういう適性についても各馬の検証ではっきりしてくるといいと思います。
なお、ワンターンのレースで、コースも広々としているので極端に不利と言う枠がありません。
大昔、阪神コースが改修される前は死に枠だった大外枠もしっかり馬券圏内に来ています(1勝2着2回3着1回)。
物理的な不利は否めませんが、能力のある馬ならリカバー可能な範囲です。
ただ、ラッキーライラックの時に言われましたが、1枠1番だけがなぜかアベレージが低いので少々気になります。
ただ、それも明確な理由がある訳ではないので評価を下げる具体的な根拠は思いつきません。このコースレイアウトで内枠だけが悪いという事はないでしょう。
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